2008年11月19日

<気になるニュース>
大学生の大麻所持をうけて

大麻の売買や吸引で大学生が逮捕、起訴される事件が相次ぐ中、各大学が対応策に苦慮している。講習会や、薬物防止の単位を設けるなど多岐にわたり、対策は逮捕者が出た大学以外にも波及している。地方厚生局で麻薬取締部も受け持つ舛添要一厚生労働相が18日、「国民的キャンペーンをやるべきだ」と述べるなど、国も対策に乗り出そうとしているが、教育関係者からは「今さら大学生に薬物の危険性を教えても効果があるのか」との声も聞かれ、実効性は不透明だ。

≪対岸の火事でない≫

 「大麻の誘惑は諸君の身近にあります。誘われてもきっぱり断りましょう」

 日本大では今月4日、大学ホームページ(HP)で「大麻事件防止について」と題し、異例の注意喚起を行った。大麻による同大生の摘発はないが「対岸の火事とは言っていられない」と、対策に乗り出した。HPでは「困った状況になったときは学生課に相談を」との呼び掛けも行った。しかし18日現在、電話をしてきた学生はいないという。

 野生化した大麻草が自生、不正採取が問題となっている北海道。北海道情報大では毎年、入学時に大麻を含めた薬物中毒に関する冊子を配布しているが、改めて学内の掲示板で注意喚起する方針を決めた。同大学生サポートセンター事務室は「事前防止の一環だが、逮捕された学生がいない現状で、どこまで啓発が必要なのか」と話す。

 一橋大では18日の教授会で大麻問題が議題に上ったが、対策について結論は出なかった。「多角的に取り組む必要がある」(広報担当)と判断したためだが、具体案を固めるには時間がかかる見通し。東大や北大は対応を協議していない

 ≪実効性は「?」≫

 実際に逮捕者を出した大学の対応は多様だ。早稲田大では、全学生(約5万5000人)にインターネットを使って薬物に対する意識調査を行うことを発表。薬物の違法性を訴える警告文をメールで配信することも計画している。

 大麻所持などで学生5人が逮捕されていたことが発覚した法政大では、都内のキャンパスで薬物の危険性を説明する講習会を開催。実際に薬物依存に悩んだ患者も講師に招き、講習会を開く予定という。

 学生2人が逮捕された慶応大は「薬物問題等対策委員会」を立ち上げ、薬物問題に関する講義を設けて単位として認めることや、新入生に対して薬物の違法性を訴えるガイダンスを行うなどの対策を立てた。

 しかし、ガイダンスや講習会にどこまで効果があるのかは不透明。法政大の講習会参加者は約200人だったといい、一部の学生に限られていた。講義に盛り込む計画を立てた慶応大も「まずは現状の把握に努める」とし、開始時期は決まっていない。

 ◇「恐ろしさ」理解を 文部科学省は「薬物乱用防止5か年戦略」として、大麻や覚醒(かくせい)剤などの薬物に関する教育に取り組んできたが、対象は高校生までだった。しかし、薬物犯罪の約6割を29歳以下が占めることから、今年8月の第3次戦略では大学入学時のガイダンスで使う啓発資料の作成など、大学生対策が初めて盛り込まれた。

 塩谷立文部科学相は18日の閣議後会見で「大学生向けのパンフレットも作成するので、各大学はガイダンスで活用してほしい」と、改めて大学生に対する薬物防止教育の重要性を強調した。

 パンフレットは、これまで小中高校生向けだけだったが、来春の入学ガイダンスに配布できるよう大学生用約70万部の作成を急いでいる。銭谷真美事務次官は「薬物の恐ろしさを学生が十分に理解していない。きちんと教えることが必要」というが、肝心の学生たちにどれだけ伝わるかは未知数だ。

                   ◇

 □薬物依存患者の治療を行っている「赤城高原ホスピタル」竹村道夫院長

 ■薬物依存の入り口

 大麻は「覚醒剤などに比べて依存性が低いので安全」と話す識者が少なくない上、少量の所持なら罪に問われない国もあり、罪の意識が少ない外国人の英会話講師などを通じて大学生にも広まっているのだろう。ほかの薬物に比べると安価なため、学生でも手に入れやすいことも原因と考えられる。

 たばこ代わりに大麻を吸っている音楽関係者らもいると聞くが「所持は日本では重い罪に問われる」ということを、国民に再認識させることが大麻汚染に歯止めをかける上で重要だ。

 依存性について詳細なデータがないことも、大麻を広める原因になっている。しかし、大麻はほかの薬物に手を出す入り口になる薬という意味で「ゲートウエードラッグ」とも呼ばれ、危険な薬である。実際、相談に来る患者にも「大麻に手を出さなければ、他の薬物にも手を出さなかった」と嘆く人は多い。だから、大麻は危険だ。

 違法薬物に限らず、心理的落ち込みでも睡眠薬などに頼ってしまう傾向があり、一般的な処方薬の依存症も増えている。大麻に限らず普段から薬に頼ってはいけないという意識を学校や家で教えることも大切だ。

・産経新聞(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000050-san-soci


 インターネットなどを使って、簡単に知識を得られることも、大麻が広がっている原因になるのでしょうか。小学校の時の教育や本のなかのドラッグ中毒患者を読んで、絶対にドラッグはやらないと大部分の人は思うのでしょうが、ある程度自分には起こらないと、自分と切り離して考えているのではないでしょうか。大学生になると親の保護が無いために、いろいろな誘惑があります。どんな誘惑でも誘われた時に、落ち着いて考えてみることが大切だと思います。


     今日の格言
ラベル:大学生 大麻
posted by ごんぐり at 09:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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