2009年05月29日

<悲しいニュース>
減反で米価維持10年後には国費負担倍増

コメの生産調整(減反)で米価を維持しようとすると、10年後には国費負担が現在の2倍以上の年額4300億円に膨らむ可能性があることが、農林水産省の試算でわかった。減反政策には農家の不満が強いが、財政面からも制度の維持が国の重荷になりそうだ。農水省は試算をもとに、減反見直しに反対している自民党などに理解を求めるとみられる。

 減反の見直しは政府の農政改革の焦点で、石破農水相が強い意欲を示している。関係閣僚会合の下、各省の担当者が参加した「農政改革特命チーム」が議論している。農水省は6月の特命チーム会合で試算を報告する予定。農水省内では、減反参加を農家の自主性に任せ、参加農家に限り所得を補償する「減反選択制」構想が浮上している。

 現在、農家への転作助成金など減反の財政負担額は年間約2千億円。試算によると、今後、人口減に伴いコメの需要低下が見込まれ、米価を維持するには、減反強化が必要になる。財政負担は次第に増加。10年間の累計では3兆4700億円に達する。

 09年度の当初予算で農林水産関連予算は2兆5605億円。うち公共事業や人件費などの必要経費を除いた「裁量的経費」は7256億円。現在の予算規模で見て4300億円は半分以上にあたり、現実的には難しい。

 農水省は今回、減反強化を含め五つのケースを想定した。減反を完全に廃止した極端な場合では、米価の暴落に対応した農家への所得補償が1年目は3500億円に跳ね上がる。その後、米価水準が下がるため、所得補償額も減る。ただ、この場合は別の農家支援策が不可欠になりそうだ。(安川嘉泰)


*農水省試算(http://www.asahi.com/politics/gallery_e/view_photo
.html?politics-pg/0529/TKY200905280383.jpg)
・asahi.com(http://www.asahi.com/politics/update/0528/
TKY200905280348.html)




 減反政策は難しい問題ですね。政府が負担して現状を維持させようとしても、どこかしらで無理が生じてしまうのですね。
 需要の無い物を作っても、どうせ売れないのなら、いっそ転作や海外や違う分野に新たな需要を求めるというのも、ひとつの手段だと思うのですが、そう簡単にはいかないのですかね。
 農家の方々はどういった展望をもっているのかを知りたいです。


人口は幾何級数という比例で増加するが、
食物は等差級数でしか増加しない。
                〜ダーウィン〜
タグ:減反
posted by ごんぐり at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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